糖尿病の分類|稲沢市の糖尿病・甲状腺・内視鏡クリニック|いわさかクリニック

ブログ BLOG

糖尿病の分類

1型糖尿病

1型糖尿病とは、膵臓にあるベータ細胞が何らかの理由で壊されることによって発症します。
ベータ細胞は膵臓から分泌されるホルモンの一種「インスリン」を作る役割があり、ベータ細胞の数が少なくなったり、なくなってしまったりすると、インスリンが作れなくなって血糖値が高いままとなります。お子さんから高齢のかたまで、すべての年齢に発症します。

2型糖尿病

2型糖尿病とは、インスリンは作れても、インスリンの働きが十分でない状態によって発症します。
原因の一つとして、体質や食べ過ぎ、運動不足などからくる肥満です。国民病の一つとなっております。

妊娠に関係する糖尿病(妊娠糖尿病・糖尿病合併妊娠・妊娠中の明らかな糖尿病)

妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長を助けるため、お母さんの内分泌・代謝が変化します。
赤ちゃんの主なエネルギー源はブドウ糖で、胎盤からお母さんの体にシグナルが送られ、これに強く反応することでお母さんの血糖値が上がった状態が妊娠糖尿病です。妊娠中にお母さんの血糖値が高いと、赤ちゃんが大きく育ち過ぎたり、さまざまな合併症を引き起こしたりする可能性があります。